登記簿

相続税ってどんなもの?

相続税という言葉を聞いたことがある人は多いと思いますが、具体的にどのような仕組みの税金なのかいうことは意外に知られていないような気がします。

まず相続税というものはどういった税金なのかというと、相続した遺産の合計額に対し、基礎控除額と呼ばれる控除分を差し引いた金額に対して課せられる種類の税金のことです。
ですので、上記のように遺産相続する場合のすべてのケースで相続税がかかってくるというわけではないのです。

では、前述の基礎控除額というものはどういった内訳になっているのかというと、まず5,000万円が基本の控除額となり、それに加え相続人の人数×1,000万円が基礎控除額の合計額となります。
仮に相続人が4人いた場合の基礎控除額はどうなるのかというと、5,000万円+4(相続人の人数)×1,000万円=9,000万円となり相続人が4人の場合の基礎控除額は9,000万円ということになります。

また、相続税には申告の期限があり、被相続人が亡くなった翌日から10ヶ月以内に被相続人の住んでいた地域ある管轄税務署に届け出なければなりません。
この申告期限を過ぎたり誤って過少申告してしまった場合は後々に、加算税や延滞税が発生する場合がありますので注意が必要です。

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